弁護士は開業時にはどのくらいの時間を掛けるのがよろしいですか

当社で弁護士（法律事務所）の方の開業案件に関わる時間は2カ月～6カ月程度が大半です。中には将来開業したいので相談に乗ってくださいということで、開業の2年ぐらい前にいらっしゃって、その間じっくり検討されて、開業した弁護士の方もいらっしゃいます。

法律事務所の開業には4カ月～6カ月程度掛けるのが望ましいと思います

開業時には開業場所の選定、物件の選定、資金計画及び経営計画、ブランド検討、Webマーケティング計画からはじまり、具体的なアプリケーションツール（名刺、封筒、ロゴマークなど）の作成とやらなければいけないことがたくさんあります。

特にホームページの原稿作成は、相談者の方に向けてホームページに掲載する業務の説明を面談時にするように営業面も含めて的確にすることと、面談時には時間の制約でなかなか細かい説明の出来ない一般的な法律知識の説明をホームページ上でするという2つの役割がありますので、じっくりと時間を取ってください。

4カ月～6カ月程度掛けるのが望ましいと思います。勤務中の方は夜間、土日に面談対応いたしますのでご安心ください。

当社の関わった案件でよくある事例として、辞める前に時間を作って一気にやってしまおうと思っていたら、うまく引き継ぎができず、辞める前が一番忙しかったということがございます。

開業までお時間がない方はホームぺージをどうするか

（１）開業後にきちんとしたホームぺージを制作する前提で仮ぺージを作る

仮ぺージとは名刺にも表示できるドメインを正式に取得して、開業挨拶、事務所基本情報、地図、ホームぺージ公開時期を明記する１Pの案内になります。事務所の基本情報が明記されていますので、最低限の事務所案内の役割は確保できるのと、独立開業でバタバタしているのだろうという、周りの温かい目を考えるとこれでもいいです。但し、開業後３か月以内には正式なホームぺージを公開することが望ましいです。