法律事務所の家具についてどのように考えればよいか
最初から高い家具(テーブル・椅子)にこだわる必要はありません
弁護士の方は重厚な家具を好まれるようですが、アスクル等で購入できる安いテーブル・机で問題ありません。重要なのは清潔感と機能性です。ソファータイプを好まれる弁護士の方もいらっしゃいますが、書類が必要となる面談に使うことを考えればテーブルのほうが便利です。また、企業法務をメインにするのでなければ、敷居を下げて爽やかなイメージを打ち出すために、重厚な家具でないほうがよいとも言えます。
重厚な家具をお選びになる場合
重厚な家具をお選びになる場合でも、一般民事中心の場合はやや明るめの家具をお選びになられることをおすすめいたします。例えばアスクルの価格帯で家具を選ぶ場合でも、色のバリエーションの選択は可能です。
エントランスの素材や看板について相談を受けることも多くございますが、ダークブラウンよりもライトブラウンをおすすめしております。経験的には企業法務で法律事務所を訪れる方に比べて一般民事で相談される方は、弁護士事務所が初めてという方の比率が高目ですので、敷居が低いという印象を持っていただくことが受任率の改善につながる決め手のようです。
実感として、白をベースにしたような明るい事務所レイアウトをしている事務所様も、目立つようになりました。企業法務のクライアントも重視したいということであれば、ライトブラウンを選択といったところでしょうか。ダークブラウンのテーブルに明るめの椅子というのでもよいと思います。
見た目が重厚であるということよりもむしろ清潔感
せっかくきれいな家具を入れているのに手垢がつている、床にゴミが落ちている、何か匂いがするという事務所を見かけることがありますが、相談にいらっしゃる方はこの辺りを気にします。面談が終わったらテーブルをこまめに拭くようにしてください。匂いが感じられたら芳香剤なども置くようにしてください。
法律事務所を訪問した時に、自分の座るテーブルが汚れていたり、床にゴミが落ちていたしたらどのような印象を受けるでしょうか。ちゃんとしている事務所という印象を持てるでしょうか。他のサービス業でも同様ですが、顧客を招きいれる準備というのは必要です。特にビジネスマナー、世間常識に関わるような部分は最低限守るもので、弁護士はそれ以外の部分で勝負と考えていたとしても、せっかくの法律相談後の受任率には影響が出てしまいます。
法律事務所の内装について
内装について、顧問先の事務所さんが支店を出すときにアドバイスすることはありますが、ビジネス(業務受任)としては受けておりません。しかし、内装の見積については、弁護士の方から見積書を見せていただくと、業者によって値段が全く違いますので、気を付けたほうがよいと思います。
当社では、ビジネス的にはタッチしておりませんが、法律事務所の内装を多く手掛けている業者さん(首都圏対応)を存じていますので、無料でご紹介することはできますので、お気軽のご相談ください。
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